フォーバルクリエーティブ、電子メールガバナンスを支援する統合管理ソリューション

フォーバルクリエーティブは、コンテンツフィルタリングからアーカイブまで、包括的な電子メール管理を実現する「Eメール統合管理ソリューション」を5月初旬より販売する。

» 2006年04月12日 19時54分 公開
[ITmedia]

 フォーバルクリエーティブは5月初旬より、コンテンツフィルタリングやスパム対策からアーカイブに至るまで、包括的な電子メール管理を実現する「Eメール統合管理ソリューション」の販売を開始する。

 Eメール統合管理ソリューションは、クリアスウィフトが提供するコンテンツセキュリティ製品「MIMEsweeperシリーズ」と、ジップインフォブリッジのアーカイブシステム「SAVVY/MailRetriver」という2つの製品をフォーバルクリエーティブが統合し、サポートも含めて提供するものだ。

 MIMEsweeperシリーズでは、クリアスウィフト独自のアンチスパムエンジンによってスパムメールのフィルタリングを行えるほか、Kaspersky Labsのエンジンを組み合わせ、電子メール経由で侵入するウイルスやスパイウェアをブロックできる。さらに、コンテンツフィルタリング機能では、外部から送られてくるメールだけでなく、内部から送信されるメールに対するチェックを行い、情報漏えいなどを未然に防ぐことができる。

 一方SAVVY/MailRetriverは、企業がやり取りするさまざまな電子メールを暗号化してセキュアに保管するアーカイブシステム。圧縮により1つのデータベースに500万通の電子メールを格納できるほか、全文検索機能によって必要なメールを即座に検索できる。

 フォーバルクリエーティブでは両製品をただ組み合わせるだけでなく、管理インタフェースやレポート/システム管理機能を統合して提供していく。同社はEメール統合管理ソリューションによって、情報の流れをポリシーに基づいてコントロールする電子メールガバナンスを実現し、ひいては日本版SOX法対応を支援するとしている。価格は1000ユーザー/1000万メール保管の場合で530万円から。

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