大塚商会とクオリティ、Winny検出ツールの配布から削除作業までを自動化

大塚商会とクオリティは、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」の検出ツールの配布、実行とWinnyの削除までを自動化するソリューションを提供する。

» 2006年04月14日 15時08分 公開
[ITmedia]

 大塚商会とクオリティは4月14日、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」の検出ツールを配布し、自動的に実行することにより、情報流出事故を防ぐソリューションを開発し、提供を開始した。

 このソリューションは、クオリティのIT資産管理製品「QND α」「QAW」に、トレンドマイクロのウイルス対策製品「ウイルスバスター コーポレートエディション アドバンス」に同梱されているWinny検出/削除ツール「アドバンス検索ツール」を組み合わせて提供するものだ。対策システムの構築は、大塚商会の「トータルαサポート21」を通じて支援する。

 QND α/QAWを連携させることで、アドバンス検索ツールの社内PCへの配布/実行から、Winnyが発見された場合の削除作業までを自動化できる。実行結果はインベントリ収集機能を通じて収集し、クライアントPC管理台帳に集約されるため、どのPCにWinnyがインストールされていたかを容易に把握できるという。

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