MBSD、LAN内のWinnyによる通信を検出するサービスを開始

MBSDは4月20日より、社内LANのトラフィックを検査し、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」による通信を検出する「Winny検出エクスプレスサービス」の提供を開始した。

» 2006年04月20日 17時18分 公開
[ITmedia]

 三井物産セキュアディレクション(MBSD)は4月20日より、社内LANのトラフィックを検査し、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」による通信を検出して、その通信元となっている機器のIPアドレスをレポートする「Winny検出エクスプレスサービス」の提供を開始した。

 Winny検出エクスプレスサービスでは、MBSDが独自に開発した「Winny検出ツール」がインストールされた機材を顧客のLANに接続し、ネットワークを検査する。このツールでは、現在普及しているWinnyの大半を検出できるといい、その通信を行っている機器のIPアドレスも把握可能だ。検出結果は最短でその日のうちに書面で提出される。

 MBSDでは同サービスにより、現時点での情報流出リスクを評価できるだけでなく、クライアントセキュリティ対策の検討やすでに導入されたWinny対策の実行評価などを実現できるとしている。サービス料金は調査日数などによって異なり、個別見積もり。

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