ジュニパーネットワークスは、Webアプリケーションアクセラレーション製品「DX」シリーズのOS「DX OS」をバージョンアップし、SSL VPNやルータ機能との統合を進めた。
ジュニパーネットワークスは4月26日、データセンター向けのWebアプリケーションアクセラレーション製品「DX」シリーズのOS「DX OS」をバージョンアップし、SSL VPNやルータ機能との統合を進めたことを明らかにした。
DXシリーズは、Webアプリケーションのアクセラレーションに特化したアプライアンス製品群だ。旧Redline Networksの買収にともない、Juniper Networksの製品ポートフォリオに加わっている。
新バージョンの「DX OS 5.1」では、MシリーズやJシリーズといった同社のルータ機能、「Secure Access」シリーズのSSL VPN機能が統合され、1台でアプリケーションの高速化と負荷分散を実現できるようになった。さらに、グローバルサーバ負荷分散機能もサポートされ、地理的に分散した複数のデータセンター間で負荷分散を行うことができる。
また、Webベースの管理インタフェースも強化され、各アプリケーションのパフォーマンスの把握や障害発生時の問題切り分け、隔離といった作業を容易に行えるようになったという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.