ウェブセンス、企業向けセキュリティ製品にボット対策機能を追加

ウェブセンス・ジャパンは、ボット対策機能を追加した企業向けセキュリティ製品「Websense Web Security Suite v6.2」「同Lockdown Edition v6.2」を発表した。

» 2006年04月27日 10時02分 公開
[ITmedia]

 ウェブセンス・ジャパンは4月26日、企業向けセキュリティ管理製品の新バージョン「Websense Web Security Suite v6.2」「同Lockdown Edition v6.2」を発表した。

 Websense Web Security Suiteは、業務とは無関係なWebサイトや不適切なWebサイトへのアクセスを防ぐURLフィルタリング機能に加え、悪意あるコードやスパイウェアの侵入を防ぐセキュリティ製品だ。Lockdown Editionでは、個々のデスクトップPCを保護する機能やアプリケーションの利用をコントロールする機能が提供される。

 新バージョンでは、ボットおよびボットネットに対する防御機能が追加された。ボットプログラムを配布するWebサイトへのアクセスをブロックするほか、万一企業ネットワーク内にボットに感染したPCが存在しても、そのPCとボット指令サーバとの通信を防止することで、ボットの動作を停止させるという。

 また、企業ネットワーク内でのSkypeの使用を監視し、必要に応じてブロックする機能が追加された。

 さらに、Webサイト経由でダウンロードされるワームだけでなく、電子メール経由で拡散するワームや悪意あるソフトウェアの活動を検出する機能もサポートした。スパイウェア対策機能も強化され、閲覧するだけで感染するタイプのスパイウェアを配布するWebサイトへのアクセスを阻止することができる。

 Websense Web Security Suite-Lockdown EditionおよびWebsense Client Policy Manger(CPM)では、Windows XPのデスクトップ・ファイアウォールとの統合、Cisco Systemsの検疫テクノロジーであるNetwork Admissions Controlのサポートなどが加わった。

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