MS、5月の月例パッチの問題を修正

» 2006年05月12日 15時19分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは5月11日、5月の月例パッチの問題を修正したことを明らかにした。

 同社セキュリティ対策チームのブログによると、9日にリリースされた月例パッチのうちFlashの脆弱性を修正するMS06-020で、一部ユーザーにインストールエラーが起きた可能性がある。Windows Update、Microsoft Update、Automatic Updateを介したインストールに問題があったという。

 パッチ自体に問題はなく、このパッチをアップデートの不要な新しいバージョンのFlash向けにも提供していたことが原因だったと同チームは説明している。

 同社はこの検出エラーを修正し、アップデートが必要なシステムにだけパッチが提供されるようにした。既にこのパッチを適用して問題が生じた場合でも、対策を取る必要はないという。

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