札幌市地域提案型雇用創造促進事業「IT人材雇用プログラム」を今年も実施

札幌市で昨年も実施された「IT人材雇用プログラム」が今年も実施される。「Oracle&Javaコース」「Windowsセキュリティ&サーバ管理コース」が設置予定。

» 2006年05月18日 16時18分 公開
[ITmedia]

 札幌市において地域提案型雇用創造促進事業を推進する「さっぽろ雇用創造事業推進協議会」は5月18日、昨年も実施した「IT人材雇用プログラム」を引き続き実施することを明らかにした。伊藤忠テクノサイエンス、日本オラクル、パソナテック、マイクロソフトの4社の民間企業が参画して行われる。7月末から2カ月間の予定で研修開始、年度内(2007年3月期)に70名の就業を目指しており、5月下旬よりプログラム研修生120名の選抜を開始する。

 同プログラムは、厚生労働省の推進する「地域提案型雇用創造促進事業」の取り組みの一環で、雇用機会が少ない地域における地域経済の活性化や雇用機会の創出への施策に対し、それらの取り組みの雇用創造効果をさらに高めるため、当該地域の市区町村・経済団体等から構成される協議会が提案する事業の中からより雇用創造効果の高いものを選抜し国が運営支援するというもの。

 昨年度の実績としては、人材ニーズの高いOracleコースとWindowsコースを各60名の計120名が受講し、各コースとも目標に設定した資格を高い確率で取得、2006年4月末現在で受講者全体のうち68名が就業した。就職先の企業は、エア・ウォーター・ソフテック、プロサイト、北都システムなど。

 今年度のプログラムでは「Oracle&Javaコース」「Windowsセキュリティ&サーバ管理コース」の2コースを設置。また、ビジネスコミュニケーションテクニックなどを学ぶ「ビジネスマインド研修」、「転職サポート」や、業界動向を知る「IT業界セミナー」を実施予定。

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