ヤマハのVPNルータでWinnyフィルタが可能に、β版ファームウェアを公開

ヤマハは、同社のVPNルータ「RTX1100」「RT107e」向けに、P2Pファイル共有ソフト「Winny」の通信をフィルタできる機能を搭載したβ版ファームウェアを公開した。

» 2006年06月01日 20時21分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは6月1日、同社のVPNルータ「RTX1100」「RT107e」で、P2Pファイル共有ソフト「Winny」の通信をフィルタできる機能を搭載したファームウェアのβ版を公開した。

 RTX1100とRT107eは、中書規模ネットワーク向けのVPNルータ。公開されたβ版ファームウェアではファイアウォール機能が強化され、Winnyが利用するパケットの検出および破棄が可能になった。また、不正アクセス検知の履歴を元に、Winnyを使用した端末を特定することも可能という。

 β版ファームウェアは同社Webサイトより無償でダウンロード可能だ。なおヤマハでは2006年秋をめどに、RTX1100、RT107eのほかRTX3000向けに正式版ファームウェアを提供する予定という。

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