Windows XP SP1のサポートは10月に終了

» 2006年06月09日 14時19分 公開
[ITmedia]

 Microsoftのセキュリティ対策センター(MSRC)は6月9日、旧版Windowsのサポート終了を改めて通知し、対処を促した。

 同センターは公式ブログでWindows 98(SE含む)、Windows Meのサポートが2006年7月11日の月例パッチリリースをもって終了することを改めて伝えた。これ以降、セキュリティアップデートを含めたサポートは提供されない。

 このサポート終了に関連して、Windowsエクスプローラの脆弱性(MS06-015)に関する問い合わせがあったとブログには記されている。Windows 98およびMeはこの脆弱性の影響を受けるが、パッチはリリースされていない(Windows 2000およびXP向けのパッチは4月に提供されている)。

 MSRCはこれら旧版OS向けのMS06-015パッチを開発するのは不可能だと判断したとし、これらのOSを使っているユーザーに、TCP 139ポートのトラフィックをファイアウォールでフィルタリングして、この脆弱性を悪用する攻撃を防ぐよう勧めている。

 また同センターはWindows XP Service Pack 1(SP1)のサポートが2006年10月10日に終了することも通知した。これらの古いOSを使っているユーザーは、Windows XP SP2などの新しいバージョンにできるだけ早くアップグレードするようにと強く推奨している。

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