グーグル製ドキュメント検索アプライアンスの廉価版が登場Interop Tokyo 2006

ぷらっとホームは展示場において、社内の文書検索やECサイトの商品検索などを行うグーグルの検索エンジンアプライアンスを紹介した。

» 2006年06月09日 21時47分 公開
[ITmedia]

 ぷらっとホームのブースには、Googleロゴの入った黄色い筐体が展示されている。検索エンジン大手のグーグルは、社内文書を検索するアプライアンス「Google Search Appliance」を2005年4月に発売している。

黄色の派手な筐体を持つGoogle Search Appliance
Google Search Applianceの姉妹機であるGoogle Mini

 これは、Webの検索でおなじみの検索エンジンで、社内ネットワーク上の文書を探し出し、ランキング表示してくれるというものだ。最大300万ドキュメントまで検索可能で、Webサイトやファイルサーバ、データベースの中から、求めるドキュメントを探し出す。しかも、検索するユーザーが持っているアクセス権を引き継ぎ、そのアクセス権で許可されているページやファイルを検索結果に表示することができる。

 しかし、日本の一般的な企業のイントラネットに、300万ものドキュメントが存在している例は少ない。そこで同社は、検索対象ドキュメント数を30万に絞り、アクセス権の引き継ぎ機能やデータベース内の検索機能を削ったエントリーモデル「Google Mini」を投入した。本体は47万円からと、Google Search Applianceと比べると格段に手ごろな価格になっている。

 いずれも200種類以上のファイル形式を検索でき、社内独自の用語への対応も可能。日付による並べ替えもできる。

 同製品の国内の販売代理店は三井情報開発、ネットマークス、NTTコミュニケーションズなどとなっている。

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