MBSDがクライアントセキュリティ管理ツールの新版、パッチ配布機能を強化

MBSDは、セキュリティパッチ配布機能を強化したクライアントPC管理ツールの新バージョン「VISION64 Ver 5.3」の販売を開始した。

» 2006年06月19日 18時51分 公開
[ITmedia]

 三井物産セキュアディレクション(MBSD)は6月19日、クライアントPC管理ツールの新バージョン「VISION64 Ver 5.3」の販売を開始した。

 VISION64は、フランスのCristonが開発したクライアントセキュリティ管理ツール。クライアントPCの資産管理やセキュリティパッチの配布といった機能に加え、PC上で行われる操作すべてを監視、記録することで情報漏洩の防止/抑止を図る機能も提供する。

 新バージョンでは、新たに「プレミアムパッチ管理オプション」を追加し、セキュリティパッチ配布機能を大幅に強化した。このオプションでは、クライアントのインベントリ情報を元に、配布すべきパッケージを自動的に選択できるほか、配布後の再起動をユーザーが選択できる「セーフリブート機能」が利用でき、パッチ配布/適用に要する管理工数を大幅に削減できるという。また、AdobeやReal Networks、Mozillaなど、Microsoft以外のベンダーが提供するパッチも配布できるようになった。

 さらに、Active Directoryとの連携機能の拡張、インベントリフィルタ/ヒストリー機能のサポートといった強化も図られている。

 VISION64 Ver. 5.3の価格は構成にもよるが、1クライアント当たり1万2000円から。

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