サン、SOA基盤製品のSun Java CAPSを発売開始

サンは、SOAの開発基盤となる「Sun Java Composite Application Platform Suite(Sun Java CAPS)」の国内発売を8月3日から開始する。

» 2006年08月03日 19時43分 公開
[ITmedia]

 サン・マイクロシステムズは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)の開発基盤となる「Sun Java Composite Application Platform Suite(Sun Java CAPS)」を8月3日から発売する。出荷は2006年9月上旬より順次行われる予定。ライセンス価格は、従業員1名あたり年間14,000円(スタンダードサポートを含む)からとなる。

 Sun Java CAPSは、シービヨンドの製品をベースとしており、2006年1月にシービヨンド社とサンが国内で事業統合したことを受けて、サンのブランドとして日本国内で初めて発表する製品となる。

 「Sun Java CAPS」は、企業の既存情報システムを活用しながら、それぞれの持つ情報を効率的に結びつけて、ITのシステム統合を迅速に実現するとともにTCOの削減を可能とする。SOAの総合基盤として、SOAベースの企業情報システム基盤を実現するために必要な開発からデプロイ、運用管理、監視までのすべてのツールが含まれる。

 本製品には、フル機能を装備する製品「Sun Java CAPS」とEnterprise Service Busの構築に特化させたSun Java CAPSのサブセット版となるスイート製品「Sun Java Enterprise Service Bus(ESB) Suite」があり、Sun Java Enterprise Systemにも採用している年間サブスクリプションライセンスモデルで提供される。また、Suite製品に含まれる各コンポーネントは単体製品での導入も可能で、使用期間に制限のない、利用CPU数(ソケット数)によるライセンスモデルで提供される。Sun Java Enterprise Service Bus Suiteのライセンス価格は、従業員1名あたり年間7,000円(スタンダードサポートを含む)からとなる。

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