NRIセキュア、セキュリティ事故発生「後」の対応を支援

NRIセキュアテクノロジーズは、情報セキュリティ事故が発生した場合の原因特定や復旧を支援する「セキュリティ事故対策支援サービス」の提供を開始した。

» 2006年08月29日 17時00分 公開
[ITmedia]

 NRIセキュアテクノロジーズは8月28日、Webサイトへの不正アクセスやウイルス、ワームによる被害、内部関係者による不正行為など、情報セキュリティ事故が発生した場合の原因特定や復旧を支援する「セキュリティ事故対策支援サービス」の提供を開始した。

 同サービスは、企業でセキュリティ事故が発生した際、そのダメージを最小限に食い止めるとともに迅速な業務復旧を支援することを目的としたもの。コンピュータフォレンジックや内部不正調査サービスを提供するUBICとともに提供していく。

 セキュリティ事故が発生した際には、顧客オフィスで被害状況についてヒアリングを実施し、状況確認を行うとともに初動対応について助言。同時に、証拠保全を実施し、ディスク内のデータやログ情報を元に原因の特定と被害状況の調査を行う。さらに、必要な復旧措置や関係機関への届出、マスコミ対応など対外発表内容についても助言を行う。

 さらにオプションとして、セキュリティ診断、監査の実施などによる「再発防止対策」の支援も行う。

 セキュリティ事故対策支援サービスの料金は、対応内容や調査対象のディスク数によって異なるが、1ケース当たり100万円から。

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