Tech・Ed開幕、恒例「ラーニングデイ」はオンラインで提供

8月29日、神奈川県のパシフィコ横浜で、マイクロソフトによるアーキテクト、ITプロおよび開発者向けカンファレンスのTech・Ed 2006 Yokohamaが開幕した。初日恒例の「ラーニングデイ」は実際のセッションではなく、オンラインで提供されている。

» 2006年08月29日 17時33分 公開
[柿沼雄一郎,ITmedia]

 8月29日、神奈川県のパシフィコ横浜で、マイクロソフトによるアーキテクト、ITプロおよび開発者向けカンファレンスのTech・Ed 2006 Yokohamaが開幕した。

 例年多くの参加者で賑わうTech・Edだが、今年はWindows Vistaおよび2007 Office Systemという大きな製品のリリースを控え、最新情報を満載した6つのトラックからなる内容で、セッション数も、特にHands-Onセッション(実際に操作をしながら学べる)を中心に大きく増加している。

 昨年までのTech・Edでは開催初日に行われていた恒例の「ラーニングデー」。マイクロソフトの技術や製品についての基本事項が、2日目以降の本格的なテクニカルセッションの前に分かりやすく解説され、「おさらい」ができるものだった。だが、今年は1日目から通常のテクニカルセッションが組み込まれており、おさらいセッションは実際のプログラムとしては実施されなくなってしまった。

 その代わりともいえるのが、新たに開設された「Tech・Ed Live!」というWebサイトで、そこではWeb会議システムのLive Meetingを使ったオンラインセミナー形式によって、さまざまな情報が発信されている。

 事前にチェックしておくべきポイントや、各種セッションのダイジェスト版などがオンラインのセッションとして用意されており、ストリーミングによる音声とスライドでいつでも閲覧できる。受講が時間に束縛されないこの形式はありがたいというユーザーも多いはずだ。

 このWebサイトは今年6月からプレオープンしており、すでに10本以上のコンテンツが掲載されている。閲覧するためには登録(無償)が必要だが、Tech・Edの見どころを押さえるためにはぜひチェックしておきたい。

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