マイクロソフトのTech・ED 2005が開幕、恒例の「ラーニングデー」からスタート

8月2日、神奈川県のパシフィコ横浜でMicrosoft Tech・ED 2005 Yokohamaが開幕した。マイクロソフトによる最新技術のすべてを体験できるこのイベントは、今年で国内開催11年目を迎える。

» 2005年08月02日 19時24分 公開
[柿沼雄一郎,ITmedia]

 8月2日、パシフィコ横浜でMicrosoft Tech・ED 2005 Yokohamaが開幕した。マイクロソフトの次世代プラットフォーム戦略や開発手法、最新のアプリケーションや製品投入前のテクノロジーなどを習得できる、国内では最大のイベントだ。10周年となった昨年の開催時から、対象を開発者だけでなくアーキテクト、ITプロフェッショナルなどに拡張した内容となり、大幅にセッション数が増加した。今年も、対象ユーザーごとに6つのトラック、4日間で計140以上のセッションやステージが用意されている。もちろん、今年後半にリリースが予定されているVisual Studio 2005やSQL Server 2005、BizTalk Server 2006、そしてWindows Server 2003 R2といった次世代キーアプリケーションの情報も盛り込まれた内容になっている。

 初日となる8月2日は、恒例の「ラーニングデイ」。昨年は、マイクロソフトの技術や製品の基本的な事柄を分かりやすく説明するといった体裁を取っていたラーニングデイだが、今年はトピックとなるテクノロジーについてテーマを絞り、その理解度を深めるといったワークショップ風のセッションとなった。

 セッション終了後には、講師(スピーカー)とのマンツーマンによるフリークエスチョンの時間「Ask The Speakers」が設けられている。自らの疑問点や困っている事柄を、スピーカーに直接ぶつけてみることができるのはありがたい。これは4日間のすべてのセッションについて終了後30分間必ず設けられている。

 明日8月3日からはいよいよTech・ED本編ともいえるテクニカルセッションが開始される。午前には先日、日本法人の新社長に就任したダレン・ヒューストン氏による基調講演が催される。この模様は追ってリポートする予定だ。のべ3,000人以上が参加する、国内最大級のイベントにぜひ注目していただきたい。

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