アサヒGHDのランサムウェア被害は消費者の生活にも影響を及ぼす大規模なインシデントだった。一体この事件はなぜ起きたのか。ホワイトハッカーがダークWebを探索し、攻撃を主張するRaaS「Qilin」の実態や被害の要因をひもとく。
この1年を総括するインシデントといえば、アサヒグループホールディングス(アサヒGHD)のランサムウェア被害が挙がるだろう。この事件の影響によって事業の停止が余儀なくされ、スーパーやコンビニから同社の製品が欠品するなど、消費者の生活にも大きな影響が生じた。
この事件については同グループの記者会見で詳細が説明されたが、攻撃者の視点から読み解けるものもある。アイティメディアが運営する「YouTube」チャンネル「TechLIVE」では、ホワイトハッカーの杉浦隆幸氏を講師に迎え、攻撃者視点の理解を深める番組『攻撃者の目』を公開中だ。
第8回は、アサヒGHDのランサムウェア攻撃を実行したと主張するRaaSグループ「Qilin」の活動実態とインシデントの要因をホワイトハッカーの視点から読み解く。
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