PSP、脆弱性対応でシステムソフトウェアをアップデート

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、脆弱性に対応した「PSP」のシステムソフトウェアの最新バージョンを公開した。

» 2006年09月07日 17時01分 公開
[ITmedia]

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは9月7日、携帯ゲーム機「PSP」のシステムソフトウェアの最新バージョン、2.81を公開した。詳細は明らかにされていないが、「セキュリティ上の脆弱性に対応」したという。

 複数のセキュリティ企業は8月31日に、PSPの「Photo Viewer」に、細工を施したTIFF形式の画像を読み込むと任意のコードを実行される脆弱性が存在することを指摘。PSPのファームウェアバージョン2.00〜2.80が影響を受けると警告していた。うちFrSIRTでは、脆弱性の危険度を2番目に高い「High Risk」としていた。

 最新バージョンはPSPのネットワークアップデート機能のほか、PC/メモリースティック デュオもしくはUMD経由で入手できる。

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