Samsung Telecomのサイト、「トロイの木馬」プログラムを配布

Samsung Telecomのサイトが、不正ソフトウェア「トロイの木馬」プログラムを配信していることが明らかになった。

» 2006年09月11日 12時09分 公開
[ITmedia]

 米Websense Security Labsが、米国に置かれているSamsung Telecomのサイトが、数々の不正ソフトウェア「トロイの木馬」をホスティングしていると報告した。

 トロイの木馬は、ダウンロードして実行すると、マルウェア(悪意のあるソフトウェア)をユーザーのコンピュータに仕込み、被害を与える。

 同社のサーバは汚染され、複数の不正ファイル配布に悪用されているもよう。

 同社サイトで発見された最新のコードはトロイの木馬で、アンチウイルスプログラムを無効にし、レジストリキーを書き換え、さらに別のファイルをユーザーにダウンロードさせ、ユーザーがオンラインバンキングのサイトにアクセスすると、キーストロークを記録して流出されるものだった。

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