ISS、脆弱性検査アプライアンスを投入

インターネット セキュリティ システムズは、脆弱性スキャンアプライアンス製品「Proventia Network Enterprise Scanner」を発表した。

» 2006年10月06日 08時35分 公開
[ITmedia]

 インターネット セキュリティ システムズは10月5日、脆弱性スキャンに特化したアプライアンス製品「Proventia Network Enterprise Scanner」を発表した。

 Proventia Network Enterprise Scannerは、管理/監査が必要なIPアドレスの付いた機器を1万程度抱える大規模企業向けの脆弱性検査アプライアンス。同社はこれまで、脆弱性を検査するソフトウェア製品として「Internet Scanner」を販売してきたが、それと同等の脆弱性検査、監査機能を1Uサイズのアプライアンスとして提供する。

 Proventia Network Enterprise Scannerでは、能動的/受動的スキャニングによりネットワーク内の情報資産の脆弱性状況、設定変更を把握する。継続的に脆弱性を検出することにより、企業ネットワーク全体にまたがるリスク管理と監査を支援する。

 また、同時にリリースされた管理ツールの新バージョン「Proventia Management SiteProtector 2.0 Service Pack 6」では、ワークフロー管理やインシデント・レポーティングといった機能が追加されたほか、ユーザーインタフェースの改善が図られた。これらを組み合わせることにより、脆弱性の監査から防御に至る包括的な脆弱性管理を支援するという。

 Proventia Network Enterprise Scannerの価格は、スキャン対象IPアドレスが250個の場合で280万円。Management SiteProtector 2.0 SP6はとともに同日より販売を開始している。

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