Linuxサーバの導入以後、システム管理者が行わなければならない作業は、Linuxシステムへのパッチの適用だ。しかし、多数のサーバに対してパッチ作業を行うのは負担が大きい。ここでは、パッチ適用を支援するツールを紹介する。
ユーザー企業でもWebサーバやファイルサーバを設置するようになり、システム管理者が管理しなければならないLinuxサーバの数は増える一方だ。それらのサーバのセキュリティを維持するには、Linuxディストリビューターやウイルス対策ベンダーなどが提供するパッチの適用が不可欠であり、システム管理者にはそれらのパッチ作業が負担になっていた。
大手ディストリビューターでは、自動的にパッチを適用するサービスなどを提供しているが、提供されているすべてのパッチを適用すべきとは限らない。パッチの適用により、新たなセキュリティホールが発生することもあり得る。個別のシステムにより、パッチ運用ルールを適用するツールが必要だ。
ここでは、クワンティのLinuxシステム向けパッチ自動適用ツールを紹介する。
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