eEye、iPod遮断にも対応のセキュリティソフト新版

Blink Professionalの新版ではiPodやiTunesを会社のシステムから遮断できる新機能を搭載。コンシューマー向け無料製品も併せてリリースした。

» 2006年10月24日 08時35分 公開
[ITmedia]

 米eEye Digital Securityは10月23日、iPodなどのUSBストレージデバイスを遮断できる機能を初めて組み込んだ企業向けエンドポイントセキュリティ製品「Blink Professional」の新版と、コンシューマー向けの無料セキュリティソフト「Blink Personal」を発表した。

 Blink Professionalの新版は、ユーザー環境に応じて別々のポリシーを設定できるダイナミックポリシーコントロールを搭載。例えばリムーバブルHDDやiTunesといった特定のアプリケーションを、会社のネットワークに接続している間はブロックし、外出先では利用することが可能になる。

 リムーバブルストレージ管理機能では、iPodやUSBフラッシュメモリへのアクセスを許可するかしないかを設定できるようになった。これにより、会社の情報が社外に持ち出されたり、無許可のアプリケーションがインストールされるのを防止できる。

 一方、Blink Personalは初のコンシューマー向け無料製品としてダウンロード提供を開始した。なりすまし、ワーム、トロイの木馬などの攻撃からユーザーを守る複数レイヤの技術を組み合わせて提供する。

 ユーザーはオプションで、攻撃に関するデータをeEyeの研究チームに匿名送信するプログラム「Neighborhood Watch」に参加できる。

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