MS、SUS 1.0経由で「MS06-071」のパッチ配信開始

遅れが出ていたSUS 1.0経由の「MS06-071」のセキュリティパッチ配信が開始された。

» 2006年11月23日 10時17分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月22日、Software Update Services(SUS)1.0を通じて「MS06-071」のセキュリティパッチ配信を開始したと発表した。

 MS06-071は14日の月例アップデートでリリースされたセキュリティ更新プログラム6件のうちの1件。XML Core Servicesに関する緊急レベルの脆弱性が修正されている。

 Microsoftは今回からMicrosoft XML Core Servicesのサービスモデルを変更し、Microsoft UpdateとWindows Software Update Services(WSUS)のほか、Windows UpdateとSUS経由でも、XML Core Servicesのセキュリティパッチを入手できるようにした。

 しかし14日の時点でMicrosoft側の作業が間に合わず、MS06-071のパッチについてはSUS 1.0経由の配信ができていなかった。

 なお、MicrosoftはSUS 1.0のサポートを今年12月6日で打ち切る方針だったが、これを2007年7月10日まで延長。顧客に対し、この間にWSUSに切り替えるよう促している。

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