アズジェント、IP/MACアドレスの管理システム「IPScan」を販売

アズジェントは、社内ネットワークで利用されているIPアドレス/MACアドレスに関する情報を管理し、必要に応じて通信を遮断する「IPScan」を販売する。

» 2006年12月14日 17時58分 公開
[ITmedia]

 アズジェントは12月13日、社内で利用されているIPアドレス/MACアドレスに関する情報を収集、管理するシステム「IPScan」を販売することを発表した。

 IPScanは、韓国のViaScopeが開発したアドレス管理システムで、ネットワーク上に設置されてデータを収集する「IPScan Probe」と管理サーバの「IPScan Server」から構成される。ネットワークに接続されているあらゆる機器のIPアドレスとMACアドレス、ホスト名といった情報を自動的に収集して台帳として管理し、重要な機器におけるアドレスの重複を防ぐ。

 またセキュリティの観点からは、管理者が許可していないIPアドレスやMACアドレスの利用者を検出してネットワークから遮断し、不正な接続を防ぐことができる。IPアドレスとMACアドレスを紐付けて管理することにより、許可を得ていない機器の持ち込みを防ぐことも可能だ。

 特徴は、各PCへのエージェントソフトのインストールなどが不要なこと。また、IPScan Probeの追加によって分散ネットワーク環境にも対応できるという。

 IPScanの価格は、管理コンソールが、100個のIPアドレスを管理する場合で44万8000円から。IPScan Probeは17万5000円から。12月20日より販売を開始する。

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