新しいアップデートを適用すれば、誤って公開された未検証のアップデートは削除され、完全テスト済みのパッチが適用されるという。
Office for Macの未検証のセキュリティアップデートが誤って公開されてしまった問題で、米Microsoftは12月15日、新しいアップデートを来週改めてリリースする予定だと、セキュリティセンターのブログで報告した。
この問題ではMicrosoft社内でテスト中だったOffice 2004 for Macのアップデートが、人為ミスにより12日に誤って公開された。
このプレリリース版のアップデートにはセキュリティ以外の機能修正も含まれていたといい、同社Office for Macチームでは、セキュリティと無関係のパッチもすべて含んだ新しいアップデートを配布するつもりだと説明。新しいアップデートは「来週(12月18日の週)の終わり」までにリリースを予定している。
プレリリース版のアップデートをダウンロードしてしまったユーザーは、新しいアップデートがリリースされたらインストールするよう同社は勧告している。これにより、プレリリース版が削除され、完全テスト済みのパッチが適用されるという。
新しいアップデートはOffice for Macの全ユーザーに適用が推奨される。
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