ブログに次ぐネットトレンド? ともウワサされている「ガジェット」。そのポータルとしてマイクロソフトが用意しているのが、gallery.live.comだ。ガジェットの探し方から登録方法までを紹介する。
「Windows Live Gallery」は、ガジェットなどの新たなコンテンツやサービス、技術情報などを提供する場として、マイクロソフトが用意したサイトだ。
ガジェットとは、電卓やゲーム、さまざまなWebサービスと連携可能なミニアプリケーションのこと。Mac OS Xでもおなじみなガジェットだが、WindowsでもVistaからデスクトップツールとして導入されることになった(Vistaサイドバーガジェットなど)。このガジェットには、Vista上で動作することを前提とした「Windows Vistaサイドバーガジェット」のほかに、「Windows Liveガジェット」がある。
Liveガジェットは、live.comのサービスを通して利用できるWebアプリケーション。live.comサイトでは無料で登録が可能なWindows Live IDで認証ログインし、ユーザーが好みのページ構成をすることができるアプリケーションサービスとなっている。好みのガジェットをマイページに相当するlive.comに配置し、最新情報を入手したり、メールソフトを起動せずに受信トレイをプレビューすることなどができるのだ。
一方、Vistaサイドバーガジェットは、Windows Vistaのデスクトップ右側に表示されるもの。こちらは前述のようにWindowsデスクトップ上が稼働環境となり、自分好みのガジェットを登録することができる。サイドバーガジェットは、Windows Vistaが必須だ。
また、Galleryではガジェットのほかにも「Windows Live Toolbar」「Windows Live Search」「Searchマクロ」「Live Messenger」「Windows SideShow」といった新しいサービスも提供されている。これらの機能を組み合わせることで、これまでは単独に動作していたものを連携させて利用することも可能となるのだ。
今回は特に、live.comサービスについて紹介していこう。
希望するガジェットを探すのは簡単だ。
トップページのメニューから「ガジェット」を探し、さらにカテゴリを選択する。
そこで探したいジャンルを選べば、該当するガジェットが一覧表示されるツリー構造だ。カテゴリーには、「バラエティとゲーム」「ツールとユーティリティ」「音楽、映画、TV」「検索ツール」「その他」「ニュースとフィード」「テクノロジー好き」「安全とセキュリティ」「メールと連絡先」「ライフスタイル」「コミュニケーション」と分類されており(2006年12月現在)、好みのガジェットを参照し、ダウンロードすることができる。
カテゴリーを選択して表示された一覧では、ページのいちばん上にある「すべての種類」「すべての言語」「評価で並べ替え」を選択すれば、それぞれプルダウンで切り替えが可能であり、表示結果を絞り込むこともできるようになっている。
「すべての種類」では「Webガジェット」「サイドバーガジェット」での絞り込みが、そして「すべての言語」からは「イタリア語」「オランダ語」「スウェーデン語」「スペイン語」「デンマーク語」「ドイツ語」「ノルウェー語」「フランス語」「ポルトガル語」「ロシア語」「日本語」「簡体字中国語」「繁体字中国語」「英語」「韓国語」といった言語からの絞り込みも可能だ。
加えて「評価で並び替え」をクリックすると、「タイトル」「日付」「作成者」「ダウンロード」での並び替えに変更することもできるようになっている。
例えば、live.comで利用する日本語のガジェットを探したい場合は、カテゴリを選んでから「Webガジェット」「日本語」を選択すればよい。
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