Oracle定例パッチ、51件の問題を修正

Oracleが四半期ごとのセキュリティパッチを公開。データベースやアプリケーションサーバなどの主力製品で51件の問題を修正した。

» 2007年01月17日 10時17分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは1月16日、四半期ごとの定例セキュリティパッチをリリースした。Oracleデータベースやアプリケーションサーバなどの主力製品で計51件のセキュリティ問題を修正している。

 データベースでは新たに26件のセキュリティ問題が修正された。Oracle Database本体に影響するのは17件で、うち1件はネットワーク越しに認証を経ることなくリモートで悪用することができてしまう。残りの9件はオプション製品のOracle HTTP Server関連となる。

 このほかのパッチはOracle Application Server関連が12件、Oracle E-Business Suiteが7件、Oracle Enterprise Managerが6件、Oracle PeopleSoft Enterprise PeopleTools関連が3件となっている。

 同社の定例パッチは毎年1月、4月、7月、10月の15日に最も近い火曜日にリリースされる。今回は初めて事前に予告情報を提供する形を取った。次回パッチは4月17日にリリース予定。

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