スマートフォンで社内PCをセキュア操作

日立システムアンドサービスは、Windows Mobile搭載のスマートフォンからセキュアに社内PCを操作できる「μVNC」を発売した。

» 2007年01月31日 15時27分 公開
[ITmedia]

 日立システムアンドサービスは1月31日、Windows Mobile 5.0搭載のスマートフォン端末から社内PCを操作できるアプリケーション「ポータブル セキュア クライアントμVNC for Windows Mobile」を発売した。

 μVNCは、モバイル端末から社内のPCを遠隔操作することのできるアプリケーション。端末のディスプレイにPCのデスクトップ画面を表示し、通常のPC操作感覚で利用することができる。暗号化通信に対応するほか、スマートフォン端末内にデータを残さない仕組みで、スマートフォン紛失時の情報漏えいを防ぐことができる。

 価格は、10ライセンスパックが127万9000円(税込み)、50ユーザーライセンスパックが290万1000円(同)。価格にはクライアントソフトのほか、サーバ導入費、1年間のサポート費用が含まれる。

 当初利用できる端末は、NTTドコモの「hTc Z」のみだが、ソフトバンクモバイルの「X01HT」やウィルコムの「W-ZERO3」などにも順次対応を予定している。

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