SELinuxの面倒な設定をGUIから行うためのソフトウェア「SELinux Policy Editor」(SEEdit)の最新バージョンがリリースされた。本バージョンからFedora Extrasに取り込まれている。
SELinuxの面倒な設定をGUIから行うためのソフトウェア「SELinux Policy Editor」(SEEdit)の最新バージョンとなる2.1.0が公開された。Fedora Core6、Cent OS 4をサポートしている。
前バージョンからの変更点でもっとも大きなものは、Fedora Extrasへ取り込まれたことだろう。これにより、Fedora Core 6であれば次のようにyumコマンドで簡単にインストールが行える。
# yum install seedit-gui
そのほか、ポリシー生成ツールのパフォーマンスが向上しているほか、ポリシーの作成に役立つ「ポリシー推測」の機能が実装された。
同ソフトウェアは今後、クロス開発への対応や、ポリシーサイズの削減など、組み込みを想定した分野への拡張を続ける方針。また、Debian系のディストリビューションの対応も予定しているという。
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