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» 2007年02月27日 12時30分 UPDATE

「HDDクラッシュで仕事ができない」に備える、インターコムが一元監視ツール

インターコムは、複数のクライアントPCのHDDの障害状況を一元的に監視し、データ損失に備えバックアップを取る「SmartHDD Manager」をリリースした。

[ITmedia]

 インターコムは2月27日、複数のクライアントPCのHDDの障害状況を一元的に監視し、データ損失に備えバックアップを取るデータ保全システム「SmartHDD Manager」を発表した。5月31日より販売を開始する。

 同社はこれまで、HDDが持つ物理的な劣化情報である「S.M.A.R.T.」情報を収集してHDDの故障日を予測し、バックアップや交換などの対処を促すツールとして「SmartHDD Pro」と「SmartHDD Server ハードディスク診断」を提供してきた。新製品はこの機能を、複数のクライアントPCに対し、ネットワークを介して一元的に行えるようにするものだ。

intercom_smarthdd_manager.jpg SmartHDD Managerの管理インタフェース

 インターコムによると、サーバ側のデータは管理者によって定期的にバックアップが取られているのに対し、ユーザー個々が利用しているPCには、最新のビジネス情報が保存されているにもかかわらずデータ保護対策が施されていないことが多い。この結果、いったんHDDがクラッシュすると、環境修復やデータ復旧作業に1〜3日程度を費やすことになる。SmartHDD Managerはこの問題を解決し、クライアントPCのデータ保護を実現する。ひいては、従業員一人ひとりの事業継続を可能にするという。

 製品は、管理サーバと各クライアントに導入するエージェント、管理コンソールから構成されており、最大で2000台のクライアントPCのHDDを監視可能だ。ネットワークやインターネット経由で各端末のHDD情報を収集し、故障状況を一元的に把握。もししきい値を超える状況を検出すると、パトランプを点灯させたり、あらかじめ指定したアドレス宛に警告メールを送信するといったことが可能だ。

 特徴は、S.M.A.R.T.情報によって導き出されるHDDの故障時期に合わせ、動的にバックアップの頻度が調整されること。故障が近いと予想されるディスクについてはこまめにデータをバックアップすることにより、最新の情報を保護する。この結果、大容量のストレージを用意しておく必要がないこともコスト削減につながるという。

 またS.M.A.R.T.情報については、より正確に故障日を予測できるよう、インターコム側でベンダーや機種ごとのデータを収集し、ナレッジとして蓄積しているという。

 価格はサーバが1台あたり26万2500円、エージェントは1000クライアントの場合で294万円。中〜大規模ネットワークを構築している企業や教育機関のほか、フィールドメンテナンスサービスを提供しているシステムインテグレータなどにも提供していく。

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