フルークは、ネットワーク機器の性能に関する情報を可視化、トラブルシューティングに役立てる監視ツールを発売した。
ネットワーク機器の監視・計測ツールを販売するフルークは2月27日、ネットワーク機器のパフォーマンス上の問題を把握する障害対策ツール「NetVoyant」を発売した。
NetVoyantは、スイッチやルータなどの機器の状態を監視し、そこから収集したデータを基に、機器の性能問題に関係する情報を管理コンソールに送るSNMP(Simple Network Management Protocol)管理ソフトウェア。パフォーマンス管理に必要な情報をワンクリックでビジュアルにレポートし、トラブルシューティングに要する時間を短縮化する。
セグメント上のネットワーク機器を自動検索するほか、異常時のトラップやトレンド分析、Cisco IP SLAを利用したVoIP(Voice over IP)のコール品質の測定などが行える。SNMPの拡張MIB(Management Information Base)をサポートする。
管理コンソール「Enterprise Performance Center」のモジュールとして、アプリケーション性能管理用のSuperAgent、トラフィック解析用のReporterAnalyzerと併用することで、アプリケーションやネットワーク構成変更時の性能分析が可能。
NetVoyantの価格は税抜きで428万円から。
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