高速ネットワークを実現するためには2種類のVPNを使い分けろホワイトペーパー

インターネットの拡大によって生活はより便利になり、ビジネスでの利用も急速に進んだ。だが、インターネットをビジネスで使うには不便さも伴う。セキュリティは自ら確保しなければならないし、転送速度もコントロールできない。ほかの選択肢はないのか。

» 2007年03月07日 13時22分 公開
[ITmedia]

 ビジネスを拡大するのに、インターネットは大いに貢献している。かつて高速回線を確保するには、専用線をレンタルするしか方法はなかったが、それなりの速度でよければインターネット回線で十分だ。確かに高価な専用線を使わずにすむ便利な時代にはなったが、デメリットもある。インターネットは自己責任の世界であり、セキュリティは自ら確保しなければならない。また、公共的な性格を持つインターネットを自社の都合に合わせて改変することも不可能だ。

 このような問題を解消するには高速VPN(仮想施設網)を使えばよいが、VPNには大きく2種類ある。1つは「インターネットVPN」と呼ばれるもので、これはバックボーンにインターネットを使う方式だ。経済的な価格で利用できる点はよいが、通信品質が安定しない場合もあり、クリティカルな用途には向いていない。もう1つは「IP-VPN」と呼ばれるものだ。インターネットVPNよりもコストはかかるが、安定した通信品質を得ることが可能だ。当然ながらVoIP技術も適用できるので、さまざまな運用形態で活用できる。

 ここでは、NTTコミュニケーションズのが、その有用性が再認識されつつあるIP-VPNサービスを解説する。

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