α4ではエクステンション開発者向けのFUEL JavaScriptなどが加わった。
Mozilla Foundationは4月27日、次期版Firefoxの候補版「Gran Paradiso」のα4をリリースした。
α4では、Gecko 1.9エンジンのバグフィックスのほか、エクステンション開発者向けのFUEL JavaScriptが追加され、「New Page Info」ウィンドウのデザイン刷新、オフラインアプリケーションサポートの改善などの変更が盛り込まれている。
Mac OS X版ではCocoaユーザーインタフェースが改善され、Breakpad経由のクラッシュリポートが追加された。
Mozilla Foundationは、今回のリリースはテストを目的としたものであり、一般ユーザーはこれを使わないようにと注意を促している。
また同団体はFirefox 3のスケジュールを更新した。現時点ではα5を5月末、α6を6月末、β1を7月末、β2を9月にリリースする予定だ。正式版は年内リリースの見込みとなっている。
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