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» 2007年04月28日 17時00分 公開

Windows Mobile 6の気になる実力――強みはやはり電子メール? (1/3)

Windows Mobileデバイスは、ローエンドの携帯電話市場向けに設計されているわけではないが、新しいユーザー向け機能の大部分は、モバイル電子メールユーザー向けだ。

[Peter Pawlak,Directions on Microsoft]
Directions on Microsoft 日本語版

 Windows Mobileデバイスの価格は確実に下がってきており、Microsoftは、Windows Mobile 6デバイスの消費者にとっての魅力を従来機種よりもさらに高め、これまではモバイルビジネスプロフェッショナルが中心を占めていたWindows Mobileデバイスの市場を広げることを目指している。

 しかし、新しいエンドユーザー向け機能の大部分は、電子メールと予定表に関連するものであるため、最新のWindows Mobileデバイスを使いたいという意欲が強いのは、やはりモバイル電子メールユーザーだろう。

アップデートの強みは電子メール

 Windows MobileデバイスのOutlook Mobileアプリケーションは、Exchange 2003または2007サーバや、MicrosoftのHotmailサービス、そのほかのPOP3またはIMAP4メールサーバのクライアントとして動作し、使われるサーバに応じて異なる機能を提供する。Windows Mobile 6で追加された最も重要な新機能としては、主に次のようなものがある。

HTMLメッセージのサポート
 Windows Mobile 5デバイスでは、プレーンテキストのみのメッセージがサポートされているが、Windows Mobile 6デバイスでは、HTMLメッセージも表示できる。つまり、メッセージの元のフォーマットが失われることがなくなり、転送されたメッセージは元のフォーマットを保持する。Windows Mobileデバイスは画面が小さいため、一部のメッセージは見にくいかもしれないが、リンク、画像、表は元のまま保たれる。

Hotmailメッセージのプッシュ同期
 Exchange 2003 SP2で、Messaging and Security Feature Pack(MSFP)が装備されたWindows Mobile 5デバイスに、サーバから新着メッセージを自動的に送信するダイレクトプッシュ機能が新たにサポートされた。Windows Mobile 6では、MicrosoftのHotmailサービスのユーザーもダイレクトプッシュ機能により、常に最新のメッセージにアクセスできるようになる。その恩恵を受けるのは主に消費者だ。

すべてのデバイスに搭載されるOffice Mobile
 Windows Mobile 5デバイスでは、Word、Excel、PowerPointのモバイル版は、PPC(Pocket PC)デバイスにしか搭載されていない。このため、Smartphoneユーザーは、電子メールに添付されたこれらのアプリケーションのファイルを開いたり編集したりするには、Clearvueスイートなどのサードパーティソフトウェアを購入しなければならない。

 Windows Mobile 6デバイスは、Standardを含むすべてのタイプが、Officeアプリケーションの軽量版であるOffice Mobileアプリケーションを搭載する。ユーザーが既存ドキュメントをこれらのアプリケーションで編集した場合、元の書式がすべて保持される。ただし、StandardデバイスとProfessionalデバイスでは、搭載されるOffice Mobileアプリケーションはまったく同じものではない。

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