ITmediaエンタープライズ、ソーシャルブックマーク導入：不定期編集便り FROM エンタープライズ編集部

このたびITmediaエンタープライズは、各種ソーシャルブックマークサービスをサイトに導入、ならびに「はてブ注目＆殿堂入り」コーナーを設置しました。

[藤村能光，ITmedia]

　いつもITmediaエンタープライズをご愛読いただきありがとうございます。エンタープライズチャンネルのIT戦士になるべく日々まい進している新人・藤村から皆さまにお知らせがあります。

ソーシャルブックマークサービスを導入しました

　遅ればせながら本チャンネルも、ようやくWeb 2.0の波に少しだけ乗りだしてみることとなりました。その第一弾が今回紹介するソーシャルブックマークサービスへの対応です。

　すでにお気づきの方もおられるかと思いますが、記事の上部に、「ソーシャルブックマーク」ボタンが設置されました。

場所はここです。ぜひご活用ください

　ソーシャルブックマークとは、インターネット上でWebサイトのブックマークを公開・共有するサービスです。従来、ブックマークと言えば、ローカルに保存する方法が主流でしたが、個人に閉じていた有用なサイトを公開・共有することで、知の共有を図ろうというものです。

　ソーシャルブックマークでは、「タグ」と呼ばれる、ユーザーが自由に単語やフレーズを設定し、ブックマークを分類する機能を使うことで、同じ関心を持つユーザーのブックマークを閲覧したりでき、新しいサイトや有用な情報の発見につながるほか、ブックマークに関するコメントを見ることで、同じ内容に対するさまざまな見解を知ることができるなど、多くの利点があります。

　さらに、インターネット上に公開されていますので、どこからでも同じ情報にアクセスできるのも特徴です。ITmediaエンタープライズの読者の皆さまの中には、Firefoxのエクステンションである「del.icio.us Bookmarks」を利用し、ローカルにブックマークするスタイルからすでに移行されている方もおられるかもしれません。編集部員のNも、del.icio.us Bookmarksを愛用している一人です。

　今回、Yahoo!ブックマーク、Buzzurl/ソーシャルブックマーク、livedoorクリップ、はてなブックマーク、newsing、イザ！　の計6種のサービスに対応しました。計画当初は世に存在するさまざまなソーシャルブックマークサービスを一度に取り込もうとしたため、数十個ものアイコンが並ぶという恐ろしい光景でしたが、今となっては懐かしい思い出です。独自のアイコンを用いることなく、世の中で使われいるアイコンをそのまま配置しましたので、すでにほかのサイトなどで利用されている方であれば違和感なく利用できるのではないでしょうか。

　また、今回採用しなかったものの中にも、上述したdel.icio.usのように人気のあるソーシャルブックマークが存在します。今後こうしたものを採用すべきかどうかについて、ぜひ皆さまのご意見をいただければと思います。

はてブ 注目＆殿堂入りコーナーも新設

　そしてもう1つ、ITmediaエンタープライズのトップページ、この右カラムにある「エンタープライズインフォメーション」の下に新しいコーナーとして「はてブ 注目＆殿堂入り」を設置しました。これは、ITmediaエンタープライズ記事で多くの「はてなブックマーク」を獲得した記事をリストアップしたものです。すでにBiz.IDで採用しているものをエンタープライズチャンネルでも採用しました。チャンネルの違いによる人気記事の違いなどをお楽しみいただければ幸いです。

　上から5つは注目記事で、最近のITmediaエンタープライズ記事の中から動的にピックアップしています。残りの10個は“殿堂入り”の記事で、これまでのITmediaエンタープライズ記事の中からブックマーク数が多いものを掲載しています。この殿堂入り記事は、これまでITmediaエンタープライズが扱ってきた記事の中でも、特に人気を博した代表的な記事だといえます。まずこの殿堂入り記事からチェックしてみるとよいでしょう。

　新人で怖いもの知らずという立場を最大限活用し、おもしろそうなWeb 2.0技術は可能な限り取り込んでいく予定です。「こんなAPI使ってみない？」「これを使えばもっと楽しくなる」というものがありましたら、どうぞ下のアンケートフォームからお気軽にお知らせください。

　これからもITmediaエンタープライズをよろしくお願いいたします。