Microsoftは「Exchange Server SE」向け大型更新「CU1」のリリース延期理由を公表した。公開予定は「2026年下半期」に延期されている。
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Microsoftは2026年8月13日(現地時間)、「Exchange Server Subscription Edition(SE)」向け最新アップデート「Cumulative Update 1」(CU1)の開発状況を公式ブログ(Exchange Team Blog)で公開した。
当初「2026年上半期末」とされていた公開予定は「2026年下半期」に延期されており、ユーザーからの問い合わせを受けての説明となる。
リリースの遅れには、全社規模で進められているAIを活用した脆弱(ぜいじゃく)性検出の取り組みが影響している。Exchange Serverチームは報告されたセキュリティ問題の検証や修正、テストに注力せざるを得ない状況にあり、2026年5〜8月にかけて毎月連続でセキュリティ更新を配信してきた。チームは「何よりもセキュリティ対策を優先する」方針を掲げており、この更新ペースを今後も維持する構えだ。
CU1の開発は進行中で、月次のセキュリティ修正も順次取り込まれている。しかし、リリース直後に新たな修正パッチが必要になれば、IT管理者に二重の更新作業が生じてしまう。同社はこうした事態を避けるため、慎重に公開タイミングを測っている。また、開発側としても「大型アップデート」(CU)と「セキュリティ修正」という2大リリースのテストを同時に高品質でこなす難しさを挙げている。
開発チームはCU1の開発を継続していることを強調しつつも、緊急のセキュリティ更新がなく製品が十分に安定したタイミングを見極めて公開する計画だとしている。
公開までの間、各組織のIT管理者に対しては、手元環境のExchange Server SEへの移行を進めつつ、既に利用中の場合は常に最新のセキュリティ状態を維持するよう呼びかけている。
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