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「USBメモリを安易につながないで」、IPAが外部メディアによるウイルス感染で注意喚起

IPAは、2007年6月のコンピュータウイルス/不正アクセスの動向をまとめた。USBメモリからウイルス感染するケースが多数あるとして、注意を呼びかけている。
2007年07月04日 11時28分 更新

 情報処理推進機構(IPA)は7月3日、2007年6月におけるコンピュータウイルス/不正アクセスの動向を公表した。

 IPAへの届出状況によると、「USBメモリをPCに挿すとウイルス対策ソフトがウイルスを検知した」という相談が多く見受けられた。5、6月のコンピュータウイルスの発生状況を見ても、USBメモリなどの外部記憶媒体を介して二次感染するウイルスが複数出現しているという。

画像 ウイルスに感染したPCからUSBメモリを媒介して他PCへ感染(出典:IPA)

 USBメモリは、PCに簡単に接続でき、容量の大きなファイルも保存して持ち運べる手軽さが大きな特徴で、外部記憶メディアとして日常もっともよく使われている。だが、USBメモリ自体がウイルスに感染すると、ウイルスも手軽に持ち運んでしまう道具となりかねない。さらにメモリを他のPCに挿すなどして、さらに感染経路を広げてしまう危険性がある。

 W32/SillyFD-AA、W32/LiarVB-Aなどのウイルスは、外部メディアなどを検知すると自身をコピー、Autorun.inf(自動起動)ファイルを作成してPCに接続された際に自らを自動実行するよう仕向ける。

 USBメモリからのウイルス感染を防ぐ対策としては、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新の状態にすることや、Windows Update/Microsoft Updateなどでパッチを当ててセキュリティホールを解消しておくこと。また、Windows Vistaの初期設定では、USBメモリ内にAutorun.infと実行ファイルが入っていると、即実行ファイルが起動するため、「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「CDまたは他のメディアの自動再生」の[ソフトウェアとゲーム]で「何もしない」を設定しておく。

 Windows 2000/XPの場合は、USBメモリをPCに挿した時点で実行ファイルが起動することはないが、マイコンピュータからメモリを認識したドライブをダブルクリックすると実行ファイルが起動してしまう。ダブルクリックする前に、メモリを認識したドライブにウイルスチェックをかけたり、エクスプローラからそのドライブの中身を確認して、身に覚えがなければ安易にクリックしないことだ。

画像 6月に検出されたウイルスの数(出典:IPA)

 なお、6月のウイルス検出数は5月の約77万個から35.5%減少の約50万個、届出件数については5月の3383件から14.3%減少の2898件と、減少傾向にある。

 また、IPAが同時に公表した2007年上半期(1〜6月)のウイルス届出状況によると、件数が1万9024件と、2004年下半期の3万194件をピークに継続して減少傾向にあるという。ウイルス検出数については同様に減少傾向に転じているものの、W32/Netskyが依然として総検出数の大多数を占める状況が続いている。

[ITmedia]

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