Googleが迷惑メールサービスに加担? スポンサーリンクで宣伝

F-Secureによると、Google検索のページ最上部に表示された広告リンクは実は「大量メール送信サービス」の宣伝だった。

» 2007年07月24日 10時00分 公開
[ITmedia]

 Google検索のスポンサーリンクには、迷惑メール送信サービスを宣伝するサイトが表示されることがあると、セキュリティ企業のF-Secureが報告した。

 F-Secureによると、例えばGoogleで「bulletproof hosting」(攻撃に強いホスティング)を検索すると、ページ上部と右側の広告リンクスペースに、スパム送信用のホスティングサービスを宣伝するリンクが多数表示される。

画像 bulletproof hostingの検索結果(F-Secureより)

 最上部のスポンサーリンクをクリックすると、「Bulk Email Server and Bullet Proof Hosting」(大量メール送信用サーバと攻撃に強いホスティング)を宣伝するページが現れる。

 F-Secureのサイトに掲載されたこのページのスクリーンショットは、英語で「あなたのサイトを宣伝します。サイトが閉鎖される心配は無用。大量の電子メールを送りたいだけ送信できます」などの宣伝文句が記載されている。

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