ブレードサーバにもSSDの波、しかも70円で――日本IBM

日本IBMは、「IBM BladeCenter モデルHS21 XM」用SSDを発表した。創立70周年を記念し、SSDを70円で購入できるキャンペーンも実施する。

» 2007年07月31日 15時54分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは7月31日、同社のブレードサーバ「IBM BladeCenter モデルHS21 XM」用の「ソリッド・ステート・ドライブ(Solid State Drive:SSD)」を発表した。容量が15.8Gバイトのシングルタイプと31.6Gバイト(15.8Gバイト×2)のデュアルタイプが用意され、価格はそれぞれ7万7700円、15万5450円。出荷開始は8月15日から。

IBM BladeCenter モデルHS21 XM用SSD

 IBMの調べでは、HDDに比べ最大23倍のアクセス速度、87%の消費電力を実現するSSD。14枚のブレードサーバをシャーシに搭載した場合、ブレードサーバ約1枚分の消費電力を節約できる計算となり、高速化と省電力化の両面で有効なデバイスであると言える。

 また、SSDはメカニカル構造を持たないため衝撃に強く、動作保障範囲温度も摂氏0度から70度まで対応するほか、従来のHDDに比べて約3倍の耐故障性を確保していることから、SSD単体でRAID 1構成のHDDをしのぐ信頼性を有しているとしている。

 同社は創立70周年を記念し、SSD(デュアルタイプ)と「IBM BladeCenter HS21 XM」を同時に購入することを前提に、SSDを1台70円で提供するとしている(先着100台)。キャンペーンサイトはこちらで8月1日に開設予定。

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