DCSは、フォーティファイと国内における販売代理店契約を締結し、ソースコード脆弱性分析ソフトウェア「Fortify SCA」の販売を開始した。
三菱総研DCS(DCS)は9月18日、フォーティファイソフトウェア(フォーティファイ)と国内における代理店契約を締結し、同社のソフトウェア「Fortify Source Code Analysis Suite」(Fortify SCA)の販売を開始した。
同製品は、アプリケーションのソースコードに潜むセキュリティ脆弱性を検査、修正するソフトウェアスイート。ソースコードをスキャンし、160種類以上のセキュアコーディングルールを利用して脆弱性を発見するという。ルールは、ダウンロードにて随時更新できる。
また同製品は、脆弱性分析に必要な問題パターンを5万種類以上蓄積したデータベース「Secure Coding Rulepacks」、ソースコード上で発見された脆弱性をビジュアル化し、その影響や対処方法を提供する「Audit Work Bench」、ソフトウェアセキュリティを統合的に管理、監視する「Software Security Manager」など6種類のコンポーネントで構成されている。
対応言語は、Java、JSP、C、C++、C#、VB.NET、ASP.NET、PL/SQL、T-SQL、ColdFusionなどで、Windows、Solaris、Red Hat Linux、HP-UX、AIX、Mac OS Xなどのプラットホームに対応している。
価格は、エンドユーザー向けが10CPUライセンスで994万円から。そのほか、検査サービス業者向けの「サービスプロバイダーライセンス」も用意されている。
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