CA、バックアップ製品の脆弱性に対処

「ARCserve Backup」シリーズに見つかった高リスクの脆弱性が修正された。

» 2007年09月25日 10時21分 公開
[ITmedia]

 CAは、バックアップ製品「ARCserve Backup」シリーズに見つかった複数の脆弱性に対処するパッチを公開した。

 CAが9月20日付で公開したアドバイザリーによると、ARCserve Backup for Laptops and Desktopsには、6月に発覚したLGServerサービスの境界チェック問題を含め、5件の脆弱性が存在する。

 問題を悪用されると、リモートの攻撃者が任意のコードを実行したり、DoS(サービス妨害)状態を誘発することが可能になるとされ、CAのリスク評価は「高」レベル。

 影響を受けるのは、Windows版の「ARCserve Backup for Laptops and Desktops」「Desktop Management Suite」「Protection Suites」などの製品。悪用される恐れがあるのはサーバ版のインストールのみで、クライアント版のインストールは影響を受けないという。

 CAでは各製品ごとのアップデートでこれら脆弱性を修正。ユーザーに適用を呼びかけている。

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