CAのバックアップ製品に脆弱性

「CA BrightStor ARCserve Backup for Laptops and Desktops」に脆弱性が見つかった。CAのパッチは開発中。

» 2007年06月12日 10時18分 公開
[ITmedia]

 CAのバックアップ製品「CA BrightStor ARCserve Backup for Laptops and Desktops」に複数の脆弱性が見つかった。CAは現在、パッチの開発を進めている。

 仏FrSIRTのアドバイザリーによると、この問題は、不正リクエストを処理する際のメモリ破損エラーが原因で発生する。悪用されるとリモートの攻撃者がDoS攻撃を引き起こしたり、システムを完全に制御することが可能になる。

 脆弱性は、CA BrightStor ARCserve Backup for Laptops and Desktops r11.1に存在する。深刻度はFrSIRTが4段階で最も高い「Critical」、Secuniaでは5段階で真ん中の「Moderately Critical」となっている。

 なおCAによると、影響を受けるのはサーバにインストールされたBrightStor ARCserve Backup for Laptops and Desktopsのみ。クライアントにインストールされたものには影響しないという。

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