NTTソフト、CipherCraft/Mailの「うっかり送信」防止機能を強化

NTTソフトウェアは誤送信防止機能を持つメールセキュリティソフト「CipherCraft/Mail」を機能強化するとともに、誤送信防止機能のみの廉価版を追加した。

» 2007年10月11日 21時08分 公開
[ITmedia]

 NTTソフトウェアは10月11日、暗号化機能を持つメールセキュリティソフト「CipherCraft/Mail」の誤送信防止機能を強化すると同時に、誤送信機能のみに特化した廉価版「CipherCraft/Mail 誤送信防止版」を追加すると発表、11月1日より販売を開始する。新版ではメール誤送信を防止するための確認機能が拡張されている。

画像 メール送信時の確認画面

 今回の誤送信防止の機能強化点は、送信時のチェック項目を詳細にしたこと。例えば送信確認時に、従来は画面で添付ファイルの有無しか確認できなかったが、新版では添付ファイルの名前や、さらにファイル内容まで確認できるようになった。また、キーワード検索の対象を本文だけでなく件名や添付ファイル名にまで広げたほか、宛先確認ではTo、Cc、Bccの種別や送信履歴が表示できるようにするなど入力時のミスを防止する機能を装備した。添付ファイルをZIPパスワード付きに自動変換する機能もある。

 新たに追加された誤送信防止版では、メール暗号化機能をサポートするCipherCraft/Mailから暗号化機能を削除した。

 価格は、CipherCraft/Mailのクライアント版とサーバ版がいずれも100ユーザーで98万円から、誤送信防止版が100ユーザーで49万円から(税抜き、保守費用は除く)。

関連キーワード

暗号化 | 情報漏洩


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ