ドイツで開催されたFreescaleのフォーラムで、同社プロセッサ「MPC5121e」を搭載したWindriverのプラットフォームが発表された。
米Windriverと米Freescale Semiconductor(以下、Freescale)は10月16日(独国時間)、ミュンヘンで行われた「フリースケールテクノロジフォーラム」において、Freescaleのマルチコアプロセッサ「MPC5121e」を搭載したプラットフォームを発表した。
MPC5121eは、複雑なグラフィックス処理やリアルタイムオーディオ処理が必要なアプリケーション向けに開発された高集積システムオンチップ(SoC)プロセッサ。
新製品は、Wind River LinuxまたはWind River VxWorks OS(いずれかを選択可能)、Wind River Workbench(Eclipseベースの開発ツールセット)、BSP(ビジネスサポートパッケージ)、同プロセッサ用に最適化されたハードウェア開発システムなどで構成される。
両社は今回の協業で、組み込み機器市場でのさらなる成長を目指す。
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