2008年のセキュリティはモバイルやWebの脅威に注目――Symantec

McAfeeに続き、Symantecが2008年のセキュリティ動向予想を発表した。

» 2007年11月27日 09時02分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のSymantecは11月26日、2008年のセキュリティ動向予想を発表した。米大統領選を控えた選挙絡みの動きや、ボットの進化、Webサービスやモバイル攻撃などが注目を集めそうだとしている。

 Symantecが挙げる2008年の動向予想は以下の通り。

選挙キャンペーン

 選挙運動のIT依存が強まる中、関連するセキュリティリスクも高まり、ネットを通じた寄付の流用、偽の情報流布、詐欺、プライバシー侵害などのリスクが生じる。

ボットの進化

 ボットはますます進化し多様化が進む。ボットに感染し制御されたマシンがフィッシングサイトをホスティングするケースも出てくるとみられる。

Webの脅威増大

 Webサービスの増加やブラウザの進化に伴い、Webベースの脅威が引き続き増大する。

モバイルプラットフォーム

 携帯電話の複雑化とネット接続の普及に伴い、それに付け入った攻撃も増える。

スパムの進化

 セキュリティ措置をかわしてユーザーに内容を読ませようと、スパムは今後も進化を続ける。

仮想世界

 仮想世界とMMOGの利用増大に伴い、フィッシングやスパムメールに目を付けられやすくなり、新しい脅威が浮上する。

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