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» 2007年11月27日 19時32分 UPDATE

オルタナブログ通信:Googleはアンドロイドの夢を見るか――ケータイOS、広告、DLの未来とは (1/2)

年末が近付き、「Web of the Year 2007」の季節がやってきた。オルタナブロガーが注目したWebサイトは? そしてGoogleのケータイOS「Android」は何を目論むか? ケータイ広告、ダウンロード違法化議論――ITの今を巡る事象を、オルタナブロガーは独自視点から解きほぐしていく。

[森川拓男,ITmedia]

Web of the Year 2007

 つい先日まで、酷暑だ、残暑だと騒いでいたようなのが嘘のように底冷えするようになってきた。年末が近付くと、さまざまなイベントが行われるが、ネットの世界でも「Web of the Year 2007」の投票が始まった。投票期間は11月18日だったため、12月21日の発表を待つばかりとなっている。

 オルタナティブ・ブロガーも、この話題を取り上げていた。

 上田修子氏「実践!SixDegree」勝手に「Web of the Year 2007」では、某社から届いた「清き一票を!」というメールから書き始められているが、筆者に届いた複数のメルマガ、巡回しているポイントサイトなどでも同じようなことが書かれていた。

 折田明子氏「Empowerment blog」web of the year2007投票しましたか?は、上田氏のエントリーに触発されて投稿されたものだ。筆者も折田氏と同様、じっくりとサイトを楽しみながら投票しようかと考えている。

 読者の皆さんの「Web of the Year 2007」は何だろうか?

「鏡音リン」効果でランキングに異変が

 ITにまつわる話題などを日々、独自の視点から発信しているITmediaのビジネス・ブログメディア「オルタナティブ・ブログ」には、150組近いオルタナティブ・ブロガーが集っている。

 「オルタナブログ」通信は、この中から幾つかをピックアップして読者にナビゲーションする目的で連載しているものだ。今回は、11月8日〜11月14日に投稿された200近いエントリーの中から紹介しよう。読者の皆さんが「オルタナティブ・ブログ」を読む際の参考にしていただければ幸いである。

 今回は、冒頭で触れた「Web of the Year 2007」のほか、「ケータイ」「広告」「ダウンロード違法化」「CD」などといったキーワードから、筆者の視点でピックアップさせていただいた。

graph20071115.gif 11月8日〜11月14日を最新としたオルタナティブ・ブログのステータス

 さて、例によってオルタナティブ・ブログの「見える化(可視化)」をしたので見ていただきたい。11月8日〜11月14日を「11月2週」とした過去8週間分のデータグラフである。

 今回は、前回に比べて投稿されたブログ数自体は微減していたが、投稿エントリー数は上昇した。4以上の投稿数は前回より減ったものの、1つのみの投稿も減ったこと、そして2桁投稿もあったことが投稿総数を上げた要因だろうか。

 また最近は特に、投稿されるネタに、オルタナティブ・ブロガー同士による波及効果もあるように感じるので、この傾向にも今後注目したい。

 ここで、11月5日〜11月11日の週間アクセスランキングから幾つか紹介しよう。

 10月29日〜11月4日のアクセスランキングに続き、「初音ミク」絡みがベスト10中、8エントリーを占めていた。それはひとえに、初音ミクに続く「キャラクター・ボーカル・シリーズ」の第2弾として「鏡音リン」が12月下旬に登場することが報じられたことも手伝っているのだろうか。

 今回ランクインしたのは、安藤怜氏「安藤怜のロンドン灯」から3エントリー、松尾公也氏「CloseBox and OpenPod」から5エントリーと、2つのブログに偏ったのが興味深い。「初音ミク」に関しては、ほかのオルタナティブ・ブロガーも取り上げているが、中でも両氏のブログが上位に登場したのはどのような意味があるのだろうか。

 まず、安藤氏「安藤怜のロンドン灯」からは、1位に「鏡音リン」のイラストが凄い点、2位に「初音ミク」のイラストの凄い点、そして4位に認知心理学の実験:鏡音リンを作ってみたが、それぞれランクインした。

 一方、松尾氏「CloseBox and OpenPod」からは、3位に初音ミクと鏡音リンがもってる「アレ」がほしい、5位に「鏡音リン」登場で可能になること、7位に初音ミクが「チェレステ」な件、9位に鏡音リンのモデルは?、そして10位に初音ミクと鏡音リンのライバル、予想外の新人「亞北ネル」が人気上昇中が。

 こうしてタイトルを見ると、どうしてランキング上位に入ったのかが分かるような気がする。ストレートであり、単純なタイトルにしたのが、より多く読まれた要因ではないだろうか。

 それでは、11月8日〜11月14日のオルタナティブ・ブログで投稿された話題から、幾つか紹介しよう。

Googleケータイとアンドロイドの夢

 11月7日にGoogleが発表したケータイ向けプラットフォーム「Android」。これに関して、やはりというかオルタナティブ・ブログでも話題になった。

 まずは、11月7日に加藤恭子氏「きょこ コーリング」で、差が出たGoogleの携帯OS関連記事という各メディアでの関連記事の比較を。それを受けて、ITmedia海外速報部・松尾公也氏「海外速報部ログ」みんな、アンドロイドで夢見すぎというエントリーもあった。各種報道の「記事タイトル」から、もじりについての考察になっていて興味深い。

 岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」アンドロイドはケータイ会社になる夢を見るか?は、少し違った角度から見ている。つまり、ケータイは「基本的にオフラインで使っている」という事実から、Googleのケータイ参入について、その意味を探っているのだ。

 そんな中、今度はITmedia海外速報部・広瀬麻子氏「海外速報部ログ」Googleが携帯キャリア買収の噂という興味深い噂について紹介している。

 「Android」は果たしてどういう夢を見るのか。今後に注視したい。

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