Cisco製品のファイアウォールに脆弱性

Catalyst 6500スイッチと7600 Seriesルータに使われているファイアウォールモジュールに脆弱性がある。

» 2007年12月21日 09時25分 公開
[ITmedia]

 米Cisco Systemsは12月19日、Firewall Services Module(FWSM)の脆弱性に関するアドバイザリーを公開した。米US-CERTなどもユーザーに注意を促している。

 それによると、FWSMは、Cisco Catalyst 6500スイッチとCisco 7600 Seriesルータに使われているファイアウォールモジュール。脆弱性は、FWSM System Softwareバージョン3.2(3)にのみ存在する。

 悪用されるとFWSMがリロードされ、サービス妨害(DoS)状態を誘発される可能性があるが、この問題が意図的に悪用されたという情報は入っていないという。

 脆弱性を修正したアップデートバージョンの3.2(4)は、12月31日の週にリリース予定。アドバイアリーではそれまでの間の回避策を紹介している。

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