XenServerの新版を発表――米Citrix

米Citrix Systemsは、Citrix XenServer 4.1を発表した。同製品に機能を付加する新製品「Citrix XenServer Platinum Edition」の提供も併せて明らかにした。

» 2008年02月13日 15時35分 公開
[ITmedia]

 米Citrix Systemsは、Citrix XenServer 4.1を2月11日に発表した。同製品に機能を付加する新製品「Citrix XenServer Platinum Edition」の提供も併せて明らかにした。

 新製品では、使い勝手とパフォーマンスの改善、エンタープライズのストレージシステム向けサポートの増強など、50以上の機能強化を図った。またCitrix XenApp(Citrix Presentation Serverの新名称)向けに最適化しており、企業が仮想環境下でWindowsアプリケーションを構築する上で、拡張性と高いパフォーマンスを確保できるという。

 XenServer 4.1のストレージデリバリーサービスは、ストレージ機器とネイティブに統合できるため、ハードウェアの能力を最大限に発揮できるという。XenServer 4.1ではストレージデリバリーサービスの最初の実装として、仮想化データ管理環境であるNetApp Data ONTAPオペレーティングシステムをサポートする。

 Citrix XenServer Platinum Editionは、仮想および物理サーバを動的にプロビジョニングするなどの新機能を提供するもの。

 なお、Citrix XenServer 4.1は現在、β版がCitrix SystemsのWebサイトからダウンロードできる。製品版の出荷は2008年3月を予定。Citrix XenServer Platinum Editionの製品出荷は、4〜6月の第2四半期以降を予定している。

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