Thunderbird 2.0.0.12がリリース

外部MIMEボディ内のヒープバッファオーバーフローなど危険度の高い脆弱性を修正したThunderbirdの最新版がリリースされた。

» 2008年02月27日 10時32分 公開
[ITmedia]

 Mozilla Corporationは米国時間の2月26日、メールクライアントThunderbirdの最新版「Thunderbird 2.0.0.12」をリリースした。対応プラットフォームはWindows、Linux、Mac OS X。

 脆弱性の修復を目的としたセキュリティリリースで、Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリによると、重要度が最高の「Critical」に分類されていた外部MIMEボディ内のヒープバッファオーバーフロー(MFSA 2008-12)をはじめ、5件の脆弱性が修正されている。

Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリ 内容
MFSA 2008-12 外部MIMEボディ内のヒープバッファオーバーフロー
MFSA 2008-07 BMPデコーダ内の潜在的な情報漏えい
MFSA 2008-05 chrome: URIを通じたディレクトリトラバーサル
MFSA 2008-03 特権昇格、XSS、リモートコードの実行
MFSA 2008-01 メモリ破壊の形跡があるクラッシュ(rv:1.8.1.12)
Thunderbird 2.0.0.12で修正された脆弱性

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