FreeBSD 7.0-RELEASEは大幅な性能向上を図り、Sun MicrosystemsのZFSを実験的にサポートしている。
FreeBSD Projectは2月27日、「FreeBSD 7.0-RELEASE」をリリースした。
このバージョンでは大幅な性能向上を図っており、ピーク性能はバージョン6.Xと比べて、通常負荷時に350%、高負荷時に1500%高くなる場合があるという。
このほかSun MicrosystemsのZFSを実験的にサポートし、XFSのサポート(読み込みのみ)、iSCSIイニシエータ、gjournalを加えている。ULEスケジューラ、ワイヤレス(802.11)サポート、組み込みシステム開発のサポートも改善された。BIND 9.4.2、X.Org 7.3、KDE 3.5.8、GNOME 2.20.2、GNU C compiler 4.2.1を同梱する。
FreeBSD 7.0-RELEASEはAMD64、i386、IA64、pc98向けに提供されており、SPARC64向けのバージョンも近くリリースされる。FreeBSD Projectのサイトからダウンロードできる。
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