日本HP、HP-UX 11iでITセキュリティ共通基準認可

HP-UX 11iが情報基盤強化税制の減税対象として申請可能になった。

» 2008年04月11日 17時29分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月11日、同社のUNIX OS「HP-UX 11i v3」が2008年3月付けでITセキュリティの国際共通基準である「Common Criteria/ISO15408」(以下、CC)に認可されたことを発表した。

 HP-UX 11iはこれまで、「HP-UX 11i v1」が2003年2月に、「HP-UX 11i v2」は2006年5月にそれぞれ認定されている。今回の「HP-UX 11i v3」が認定を取得したことで、現行の製品ラインアップであるHP Integrity サーバ、およびHP 9000サーバ上で販売するすべてのHP-UX 11iバージョンが認定済みとなった。

 同社は認定背景について、「コンピュータウイルスなどによる情報漏えい対策にかかわる個人情報保護法の順守は、ITシステムにおける大きな課題。4月1日から実施された情報システムへの投資を促進する税制措置(通称:情報基盤強化税制)へ対応することで、税制上の優遇措置(減税)の申請条件の1つを満たすことができる」と言及する。

 HPでは今回の認定を受け、高度なセキュリティと信頼性を提供すべく、セキュリティ強化に対する取り組みを進めていくという。今回の「CC/ISO15408」認定の取得も、その取り組みの1つとしている。

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